マインドマップとは

マインドマップとは、1970年代はじめにイギリスの教育者トニー・ブザンが開発した思考技術です。
発想の拡大、思考の整理、問題解決などに役立てることができ、研究分野でも、時間のかかるドキュメンテーション作業の時間短縮・効率化に有効です。

IBM、ディズニー、BMW、ナイキといった企業ではすでに研修に組み込まれ、マインドマップで会議が行われることもあります。教育界でも広く活用され、OECDによる学習到達度調査で常に上位のフィンランドでは、「カルタ」と呼ばれるマインドマップが国語の授業で使われています。

日本国内でも近年、小学校から大学院までの各種教育機関、あるいは大手企業や官公庁などで講習会が開かれ、幅広い年代の方々が、学習や仕事、日常生活のさまざまな場面でマインドマップを活用しています。

本講習会では、ワークを通してマインドマップの基本的な描きかたを身につけていただくとともに、おもに研究・教育分野での活用例を紹介していきます。参考書も各種出版されていますが、ぜひ本講習会に参加して、マインドマップの「楽しさ」や「奥深さ」を体感してみて下さい。

名古屋大学